投稿日:2015.08.17 作成者:谷道世(広報部)
津島諌め(三所神社神事)
東市辺町には、町内の中心で交差し東西南北を貫く街道があります。
それぞれの街道の出入り口4箇所には、町内に疫病が入ってこないようにと祭られた津島神社の社があり、町内10組の輪番で愛知県津島市の津島神社へお札を受ける「代参」が毎年行われています。8月に行われるこの祭典は三所神社の神事として執り行われ、その昔には若衆達が笛や太鼓のお囃子と共に、高さ4~5mの竹笹に沢山の提灯を取り付けたものを3~4本持ち、各社まで行列を組んで歩いていました。
しかし、三所神社の「楽人(がくにん=雅楽奏者)」や「自治会青年団」も無くなって久しく、近年では譜面に置き換え、小学生に「笛」を受け持ってもらい、提灯も七夕の笹程度で小さな子供から参加自由になっています。
今では子どもたちの夏の行事としても定着してきていて、時代と共に姿を変えて現代に引き継がれています。
2015年8月16日に行われた、三所神社津島諌めの様子。(写真をクリックすると拡大します)
午後6時に神事が始まり、いよいよ出発です。
町内4箇所の社、「東出」「野良」「つんで」「宮」の順に回ります。
お囃子は ⇒ 津島諌めの♬ をダウンロードしてお聴きください。
You might also like: