古保志グループ 会長 福島泰蔵
この「古保志の里を訪ねて」を再刊するにあたり。ご挨拶申し上げます。
私達は市辺地区を中心に在住する八日市市の市民大学のライニング、サークルのメンバーによって「古保志グループ」をつくり、この冊子を発刊しているものです。
このグループの目的は、
1. 地域の歴史文化を正確に広く学び、後世に伝承する
2. 福祉の現状を学び自ら体験し、福祉活動に貢献する
等であります。
我々日本人の平均寿命は、益々伸びを示し長寿記録を更新しています。「人生80年時代」が確実なものになったいま、青少年期、壮年期に続く高齢期を人生の第3期として、いかに充実して生きるかが問われている昨今です。 人生の第3期は、これまでの人生と深いかかわりをもちながらも、個性ある人生の「総仕上げのステージ」として考える必要があると思います。
また、高齢者が一人ひとりが生き生きとした生活を送ることが社会全体の活力を高めることになるという点からも重要なものと考えられます。そこで我々は地域社会において何かを残すため役立てばと願っているものです。
このため郷土の歴史文化を後世に伝承する責務があると思いこの冊子を発刊いたしました。
今後も続稿を発刊したいと思いますので、ご協力よろしくお願いたします。
平成7年10月1日
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