投稿日:2015.11.22 作成者:谷道世(広報部)
認知症による徘徊者の早期発見・声かけ訓練
11月21日、東市辺町において「認知症による徘徊者の早期発見・声かけ訓練」が行われました。この訓練の目的は、認知症の理解を深めるとともに、徘徊された認知症の方の早期発見のための情報伝達、心に寄り添った声かけ方法を学び、日頃より「もしや!?」と思った時に声がかけられる地域づくりを目指すことにあります。
訓練の概要は、町内の認知症高齢者等が行方不明になったことを想定して町内を捜索。家族から自治会長への協力依頼があったとの想定により、連絡網を使っての「情報伝達訓練」ならびに徘徊されている方への「声かけ訓練」を行いました。また捜索訓練に続き反省会が行われ、講師の南部氏から「その人の願いに寄添うということは、行動の目的(その人のニーズ)を聞き出し、否定しないで、安心できる状況を作り出すことが必要」といった講評や「こうした訓練は1回ではなくこれからも続けて行って欲しい」と組長から意見が出されていました。そして福祉協力員からは「何よりもこのような大勢の人たちで取り組むことが出来、温かいまちづくりを確信できたことに感激した」という挨拶がありました。
尚、今回の東市辺町の訓練は市辺地区では初めての取り組みということで他町から14名の参加者があり、総勢65名で取り組まれました。
[主 催] 東市辺自治会・福祉協力員・民生委員児童委員・市辺地区住民福祉活動計画推進会議
2015.11.21 会場にて撮影 (画像をクリックすると拡大します)
声かけの様子をお聞きになりたい方は、下記をダウンロードしてください。
声掛けの様子(録音)
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