投稿日:2016.10.10 作成者:谷道世(広報部)
三所神社神事式「相撲ノ式」
一般に神社の行事は神事(しんじ)ですが、三所神社の独自行事として神事式(じんじしき)があります。これは神仏習合時代から重要な行事として現在もその祭式が引き継がれています。神事式は1月と10月の2回あり、今回取材した10月の神事式は、収穫の感謝で無病息災や五穀豊穣を祈ります。この神事式は「芋神事」とも言われています。
10月の神事式の当日、「相撲ノ式」が行われます。この「相撲ノ式」は、奈良・平安時代の「相撲節会」(すまいのせちえ)と農耕儀礼の「年占」が融合したものと言われ、天下泰平・子孫繁栄・五穀豊穣が占われます。但し、相撲は3番行われますが1勝1敗1分けで引き分けとなります。
2016.10.02 三所神社神事式祭典の様子 (画像をクリックすると拡大します)
2016.10.02 相撲ノ式の様子 (画像をクリックすると拡大します)
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